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展覧会

近藤朱鳳書道展 「禅が織りなす日本の心」

日本ギャラリーでは来る9月15日より、書道家近藤朱鳳による展覧会「禅が織りなす日本の心」を開催致します。
 
近藤朱鳳の祖先は、江戸時代14代将軍徳川家茂に儒学や書道を教えた近藤雀山です。雀山の曾孫にあたる近藤露石は、朱鳳の父であり、書道の師です。朱鳳は、伝統書道家である父、露石から、書の素晴らしさを学びました。
 
書の元来の目的は言葉や思想を伝達するという見地から、朱鳳は「文字は美しく読み易くなければならない」と考えています。また同時に、「言葉や思想を伝達するという目的を持ちながらも、点と線の組み合わせで表現される書には、どの芸術分野より自由な表現の可能性を有していま す」と朱鳳は言います。日本の古代色で表現する書、墨色の濃淡だけで表現する書。朱鳳は、正しい筆法に基づき表現することで、国や言語の違いを越えて万人の心に通じる書を目指しています。
 
「幽玄の美」という言葉あります。朱鳳は、それは色彩豊かな美ではなく、墨の濃淡によって表現された深遠な美だと考えます。朱鳳の書は、長年の鍛錬と「幽玄の美」が融合された優美な世界観で作り出されています。
  
本展では、禅語を中心に、日本の伝統的な詩歌や漢詩など大小作品合わせて約45点を展示する予定です。独自の墨色の美で禅の心を表現します。
是非、近藤朱鳳の書の世界をお楽しみ下さい。
 
近藤朱鳳 (こんどう しゅほう)
1946年、近藤露石の三女として大阪に生まれ、伝統書家であった父から書風を受け継ぐ。正しい筆法に裏打ちされたその書風は美しく読み易い。師、露石が常に妥協 することなく、高雅な書の世界を貫いた事から、朱鳳もまたその心情を受け継ぐ事を使命として研鑽し続け、なおかつ、その正しい筆法から自由な表現へのアプ ローチを試み、アートとしての書のあり方にも踏み込んでいる。また、文字のデザイナーとしても各方面から好評を得ている。1988年から、国の内外越え、アートフェスティバルに出品し、国外から数々の賞賛を得ている。中国書法芸術院認定(1995年)2005年、近藤清琰(せいえん)から朱鳳(しゅほう)に改名。また一方で、人々のニーズに応えての講演会、書と音楽のコラボレーション、カウンセリング等、その活躍は多岐に渡る。
 

会期 September 15 – 21, 2016
開催時間 10:00 am – 6:00 pm (Monday - Friday) 10:00 am – 5:00 pm (Saturday) Closed on Sunday
場所 The Nippon Gallery at The Nippon Club
入館料 Admission Free
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