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イベント詳細

【バーチャル イベント】「ニューヨークの日本人画家たち – 戦前期における芸術活動の足跡 – 」プレゼンテーション

1927年に行われた日本人作家の展覧会での集合写真
中央に国吉康雄、前列の左から2人目に濱地清松、後列の左端に石垣栄太郎が写っています。左端の作品は臼井文平の『工場』、その隣に国吉康雄の『二人の女』があるのがわかります。

国吉康雄『テーブルの上にある奇妙な静物』 1935年
テーブルの上に置かれた黒い布と横倒しになった花瓶、白い布地の上にある一房の葡萄、右端にはキセルと数本のマッチが描かれています。この後、国吉康雄は、1942年にOWI (Office of War Information)の依頼で反戦ポスターの制作し、日本向け短波放送でデモクラシーの尊さを訴えるスピーチをします。

臼井文平『工場』 1925年
集合写真の左端に写っているのが『工場』です。本作品は1925年のサロンズ・オブ・アメリカに”Machine Shop”というタイトルで出品しました。臼井文平は家具ディーラーをしていた兄とともに世界各地を回り、ニューヨークに寄港した際、当地を気に入り住み着いたといわれています。大勢の家具職人が各工程に分かれて制作する様子が巧みに描かれています。

ニューヨーク日本人歴史博物館の特別展覧会 『ニューヨークの日本人画家たち – 戦前期における芸術活動の足跡 – 』 のゲストキュレーターで、立命館大学客員研究員である佐藤麻衣氏をお迎えし、特別プレゼンテーションを開催します。

この展覧会では、1910年代から1940年代にかけてニューヨークで活躍した日本人画家たちの作品をオンラインで紹介されます。日本の伝統的な美と当時の新しい感覚が融合した独特のアート作品をご覧いただける絶好の機会です。国吉康雄や臼井文平など、日本から来た才能ある画家たちがニューヨークでどのように自己表現をしていたかを見ることができます。展示される作品は、彼らが残した足跡として、現代にもその価値を伝え続けています。

この展覧会を記念して、佐藤氏が、貴重な資料をもとに、当時の日本人アーティストたちの創作背景や社会との関わりについて深く掘り下げます。

【バーチャル イベント】
ニューヨークの日本人画家たち – 戦前期における芸術活動の足跡 –

プレゼンテーション

2024年3月27日(水)午後6時~7時(米東部時間)

下記のZoom登録ページよりご登録ください。

参加お申し込みはこちら

このイベントは、ニューヨーク歴史博物館主催、日本クラブ後援、J.C.C. Fund 協賛で開催されます。ニューヨークにおける日本人アーティストの歴史を深く理解し、彼らの残したレガシーを称えるこの機会をぜひお見逃しなく。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

ニューヨーク日本人歴史博物館 & 日本クラブ


お問い合わせ:事務局の本多 (gallery@nipponclub.org) まで

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