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イベント詳細

ニューヨークの医師に聞く COVID-19に関する緊急特別インタビュー

日本クラブ/ニューヨーク日本商工会議所/米国日本人医師会  共催

日本クラブ会員限定イベント

ニューヨークの医師に聞く
〜COVID-19に関する緊急特別インタビュー

開催日時:2020年4月13日(月)7pm〜8pm EST

2020年4月13日、日本クラブの初の試みであるウェビナー「ニューヨークの医師に聞く COVID-19に関するZoom 緊急特別インタビュー」がニューヨーク日本商工会議所(JCCI)と米国日本人医師会(Japanese Medical Society of America)との協力で開催されました。米国日本人医師会にて理事を勤め、ニューヨークの日系コミュニティの医療、福祉、教育面の慈善支援活動にも熱心に取り組んでおられる4人の医師の協力のもとに、新型コロナウイルス (COVID-19)に関するパネルディスカッションが展開されました。各専門分野の視点から、COVID-19に関しての見解やパンデミックに対する対応処置など、様々な角度からお話して頂きました。

▼ご参加頂いた医師
大石 公彦 医師 (マウント・サイナイ病院)
安西 弦 医師 (レノックスヒル病院医師、ニューヨークミッドタウン産婦人科院長)
加納 麻紀 医師 (マウント・サイナイ病院、東京海上記念診療所)
カマール・ラマニ 医師 (一般内科・20 イーストメディカル院長)


インタビュアー:前田正明 日本クラブ事務局長代行・JCCI専務理事代行
(技術監修:本下昌彦 / MSS-New York, Inc.

以下、要旨の一部を紹介いたします。
新型コロナウイルスの死亡率は2%程度だが、軽症、無症状の人は8割以上いるのではないかと考えらる。インフルエンザと違って、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、下痢といった症状は見られない。

小まめに手を洗うことが最重要。手袋をして外出し、できるだけ顔に手が触れないようにすること。100%感染しないという保証はできないが、外出時は、子供も含め全員マスクの着用をお勧めする。現時点では誰が感染しているのか分からないため、ソーシャルディスタンスを守ることが大切。そして、部屋を清潔に保つこと。

また、自宅隔離を余儀なくされる状況下でのメンタルケアとして、テレビやインターネット、スマホなどのスクリーンを長時間に渡って見ることを避け、できるだけクリエイティブな時間を持つように心がけること。加納医師は、祖父母にボードゲームやパズル、手書きの手紙を書くことを提案したそうです。

生活面では、栄養のある食生活(特にビタミン)、十分な睡眠、適度な運動を心がけること。最近では、日本のラジオ体操がアメリカ人の間で人気。

感染のリスクを減らすためにも、病院を訪れる前に、まずはプライマリーケア・フィジシャン(PCP)と相談し、まず最初にニューヨーク州保健局や保険会社も推奨しているビデオ診療や遠隔治療を受けることをお勧めする。

最後の質疑応答では、COVID-19の症状が出た場合、市販の薬を服用しても良いか?という質問に対して、ラマニ医師は「市販薬を服用することもできますが、イブプロフェンベース(アドビル)の薬よりもアセトアミノフェンベースの薬(タイレノール)を服用することをお勧めします」と回答し、加納医師からは「解熱剤は、タイレノールのほうが安全だが、子供の高熱にはイブプロフェンを使っても大丈夫」など、貴重な回答を頂きました。

本ウェビナーでは、300名を越す参加者がほぼ最後まで聴講されたことで、COVID-19に対する関心の高さが改めて伺えました。今回、お忙しい合間を縫ってボランティアとしてお話頂きました医師の皆様には心より感謝を申し上げます。

今後も引き続き、日本クラブでは皆さまのお役に立てるウェビナーを企画しておりますので、ご意見・ご希望がございましたら、メールにてご連絡ください。

引き続き、Stay Home, Stay Healthy and Keep in Touch でこの困難を一緒に乗り越えましょう!

▶︎週間NY生活にもこのウェビナーの詳細について掲載されておりますので、コチラからご覧くださいませ。


米国日本人医師会(Japanese Medical Society of America)への寄付のお知らせ

今回のウェビナーでご参加頂きました4名の医師が理事を務める米国日本人医師会(JMSA)は、IRSから税控除非営利団体の認可を受け、2006年からチャリティ団体として邦人コミュニテイ支援・救援活動に取り組んでおります。

JMSAの慈善活動へのご寄付は、すべて Tax-Deductible となりますので、ご希望の方にはご寄付の金額にかかわらず、JMSAからIRSの規準に基づく領収書(Written Acknowledgment) をお送りさせていただきますので、ぜひご賛同いただければ幸いです。

お問合せ窓口:米国日本人医師会(JMSA)
100 Park Avenue, Suite 1600, New York, NY 10017
事務局長  加納 良雄   Tel: (914)433-3210/  Email: yoshikano@verizon.net

ご寄付をいただきます際は、下記をご参照くださいませ。
(1)Check の場合: payable to: JMSA – メモ欄に Donation towards ‘General Charitable Fund’( or ‘GCF’) とご記入ください。送付先:上記のJMSA メーリングアドレス宛て
(2) ウェブサイトの場合:PayPal 又はクレジットカードでのご寄付が可能です。なおメモ欄には(1)と同様ご記入ください。

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