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イベント詳細

前衛芸術家 篠原有司男氏講演会
「げんこつで世界を変えろ!」
逆転の思想──人生が楽しくなる処方箋はこれだ!

講演会
07 / 08 / 16
  • 人生はマンボ、波に乗って、勢いつけて、どんどん前に進むしかない。そして極め付きは「早く、美しく、そしてリズミカルであれ」──篠原有司男の三原則
     
    1960年代の日本のアートシーンに大嵐を巻き起こした前衛アーティスト、篠原有司男氏。現在も現代美術の最先端を疾走している氏が、人生が楽しくなる処方箋をお届けします。素敵に歳を重ねた各界の長老の方々に、近年の日本に広がる閉塞感に風穴を開けるヒントを聞くサンポスト社のインタビューシリーズの第五弾に、人生はマンボの篠原有司男氏が登場しました。
     
    度肝を抜かれる痛快な言葉の数々は、聞く人に新しいものの見方を教えてくれます。「カルチャーショックはありませんでしたか?」ニューヨークにやってきた当初のことをインタビュアーから聞かれ、「カルチャーショック?カルチャーショックなんてのは、こっちが与えるんだよ」そしてそれを聞く私たちが、「なるほど、たしかにそうだな」とうなずいた時に、今までネガティヴにとらえていたことが、まったく新しい様相で立ち現れてきます。
     
    表題の「げんこつで世界を変えろ!」は、私たちの外の世界を変えろ、ということだけでなく、自らの世界も変えろ、という意味が込められています。げんこつは闘いの象徴です。今では氏の代名詞ともなっているボクシングペインティングは全くの偶然から生まれたと言われていますが、グローブが描くものは闘いの軌跡です。げんこつは世界を変えます。篠原有司男は言います。「立ち上がれ、そして闘おう。早く、美しく、そしてリズミカルに。」 彼のお話を聞いていると身の回りのことが何だって新しいと感じる心が生まれますが、それが篠原氏からの贈り物であり、ニューヨークが私たちにくれる贈り物です。 
       
    2014年に第86回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたドキュメンタリー映画「キューティー&ボクサー」はアメリカでも篠原氏を一躍有名にしました。絶えることのない活力が、84歳の現在でも活火山の如く日々爆発し続けています。このたびの出版を機に、日々の出来事を何でも栄養にしてしまう豪快な生き方を語っていただきます。
     
    篠原有司男(しのはら うしお)氏 プロフィール
    1932(昭和7)年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部油絵学科にて林武に師事。在学中より読売アンデパンダン展に出品し、日本の前衛芸術の一時代を築 く。同大学を中退後、吉村益信らと「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」を結成。活動は短期間であったが、破天荒で過激なパフォーマンスで日本の美術界 に大きな衝撃を与えた。1969(昭和44)年、ロックフェラー三世奨学金により渡米。以降、ニューヨークを活動拠点とし、原色を大胆に使った大型の絵画 や、「ボクシング・ペインティング」をはじめとするエネルギッシュな作品で国内外から高い評価を受ける。2007(平成19)年、第48回毎日芸術賞を受 賞。2013(平成25)年、アーティストの乃り子夫人との日常を綴ったドキュメンタリー映画「キューティー&ボクサー」が公開され、話題となった。近年 はアメリカを巡回する「インターナショナル・ポップ」に出品。84歳となった今も精力的に活動を続ける、日本を代表するアーティストの一人である。
     
    開催日:2016年7月8日(金)
    時間:6:30-8:00pm (開場 6:00pm )
    日本クラブ会員 $15 / 一般$20 (1 ドリンク付)
    お申込み、お問い合わせ:
    日本クラブ(担当 本多 Tel: 212-581-2223 E-mail:yhonda@nipponclub.org)

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